Deepmosaic Desktop(Windows 版)の使い方ガイド。ブラウザ版は Web 版の使い方
Deepmosaicは、AI(ディープラーニング)による物体検出で動画のモザイク処理を自動化するWindowsデスクトップアプリケーションです。動画の読み込みからAI検出、検出結果の編集、モザイクを焼き込んだ動画の書き出しまでをアプリ内で完結できます。本ソフトウェアはモザイクを「かける」ためのものであり、すでにモザイクがかかった映像からモザイクを取り除いたり、元の映像を復元したりする機能はありません。
このページは Windows 版(Deepmosaic Desktop)の使い方ガイドです。インストール不要でブラウザから使える Web 版についてはWeb 版の使い方をご覧ください(Desktop 版との違いもこのページ末尾にまとめています)。
ダウンロードしたインストーラ(Deepmosaic Setup)を実行してください。管理者権限は不要で、現在のユーザーにインストールされます。動作にはWebView2ランタイムが必要ですが、Windows 10/11には標準搭載されています(無い環境ではインストーラが自動で導入します)。
project.db)へ自動で変換されます。変換中はホーム画面に「検出結果を新しい保存形式に変換しています (n / N)」と表示されますWindows 10 / 11(64bit)。ダウンロードしてすぐ、ログインなしでお試しいただけます
初回起動時は、初回セットアップの前に「ご利用の前に」ダイアログが表示されます。使用許諾契約書と利用規約(ダイアログのリンクから全文を確認できます)を確認し、「使用許諾契約書および利用規約に同意する」にチェックを入れて「同意して続ける」を押すと、セットアップが始まります。「同意しない (終了)」を選ぶとアプリは終了します。使用許諾契約書・利用規約が改定されたときは、起動時に「使用許諾契約書・利用規約が改定されました」と表示されるので、改めて同意してください。
初回起動時、AI検出に必要なモデルデータと検出エンジンが自動でダウンロードされます(初回セットアップで AI モデル等に 10GB程度)。ダウンロード中は全体の進捗(%)と残り時間が表示され、完了するまで他の操作はできません。回線速度により数分〜十数分かかる場合があります。
高精度モデルなど一部のデータは、ホーム画面に進んだ後にバックグラウンドで取得します。取得が終わるまでの検出は軽量モデルで行われ、検出オプション画面に「高精度モデルを準備中 (残り約 N MB) — 今回は軽量モデルで検出します」と表示されます。
ダウンロードが終わると、検出とエンコードの動作確認(「動作確認中…」)が自動で実行されます。問題が見つかった場合は、該当するデータだけが自動で再ダウンロードされます。完了すると自動でホーム画面に移り、「インストールが完了しました」と表示されます(「続ける」を押す必要はありません)。
ダウンロードと動作確認が終わるまで、メニューは「ファイル ▸ 終了」以外が無効になり、ウィンドウを閉じる操作や画面の再読み込みも抑止されます。途中で終了した場合は、次回起動時に不足分だけを取得して再開します。
NVIDIA GPU を認識した場合、初回セットアップの必須データを取り終えた時点から(動作確認と並行して)、バックグラウンドで GPU 用の実行環境(約 1.7 GB)を取得します。画面右下の「GPU 高速化」ウィジェットで進捗を確認でき、「GPU 高速化が有効になりました」と表示されればその後の検出が GPU で実行されます。取得に失敗した場合は「GPU 準備に失敗しました(検出時に自動取得します)」と表示され、次に検出を実行するときに自動で再取得します。取得が終わるまでの検出は CPU で実行されます。
ウィンドウは上から「メニューバー」「各画面(ホーム / 検出オプション / 検出 / 編集)」「フッター」で構成されます。
検出とエンコードの待ち行列を 1 か所で確認・操作します。実行中と待機中のジョブ数がバッジで表示されます(キュー)。
アバター(またはユーザー名)をクリックすると開きます。ログイン状態とプラン、ログイン、組織(法人プランの組織に所属しているとき)、プランを変更する(無料プランのとき)または プラン管理(有料プランのとき)、お問い合わせ、ドキュメント(このページを開きます)、ログアウト、テーマの切り替えが並びます。
プロフィールメニューの「テーマ」で「OS の設定に従う」「ライトモード」「ダークモード」を切り替えられます。初期値は OS の設定に従います。選択は保存され、次回起動時も同じテーマで表示されます。映像のプレビューや検出枠の色はテーマに関わらず同じです。
ダウンロードしてすぐ、ログインなしで累計30分までお試しいただけます。無料のアカウント登録で累計2時間分までに増えます。無料分は 1 台の PC では、別のアカウントで登録し直しても合計 2 時間までです。クレジットカードを登録しなければ Free プランとしてご利用いただけるため、別途の無料トライアル期間は設けていません。個人向けプラン(Light / Pro)のお支払いはクレジットカードです(Enterprise は請求書による銀行振込です。組織の管理)。
ログインすると、無料プランでも検出可能時間が増えるほか、NVIDIA GPU 搭載の PC では高精度モデルで検出できるようになります(未ログインのときは軽量モデルで検出します)。
超過料金は発生しません ── 枠が足りない場合は同じプランを追加でご契約いただけます(Light は最大 3 契約、Pro は最大 2 契約)。
ログイン情報は PC 内に暗号化して保存され、次回以降は自動でログインします。「ログアウト」はプロフィールメニューから行います。
同じアカウントで同時に起動できる端末は 1 台です。別の PC でログインすると「他の端末でログイン中です」と表示され、「続行」を選ぶと以前の端末は次回起動時にログアウトされます。PC を買い替えたときも、新しい PC でログインするだけで移行できます(プロジェクトの移動はプロジェクトの書き出しと取り込みを参照)。
ログインとプランの確認は起動時にインターネット経由で行い、検出・編集・書き出しは通信なしで動作します。起動時に認証サーバへ接続できない場合は画面上部に「ネットワークに接続できません(ローカル機能は引き続きご利用いただけます)。」などの帯が表示されますが、直前のログイン状態とプランのまま利用を続けられます。帯に「再ログインしてください」と出た場合はプロフィールメニューからログインし直してください。
プランの申し込み・変更は、画面右上のプロフィールメニューから行います。
解約はいつでも可能で、違約金等はありません。解約後も無料分の範囲で引き続きご利用いただけます。
各プランのカードに月額(税別・税込)、込み時間、同時起動 1 台の条件が並びます。同じプランを複数契約できるプランでは「契約アカウント数」を選べます(Light は最大 3 契約、Pro は最大 2 契約)。「このプランにする」を押すとブラウザで決済画面が開き、完了するとアプリに「お支払いが完了しました」と表示されます。Enterprise は「導入について相談する」からお問い合わせください。
ログイン中にホーム画面のフッター右側に表示されるアイコンから、アカウントを削除できます。この操作は取り消せません。
不具合の報告やご質問は、プロフィールメニューの「お問い合わせ」から送信できます(ログインが必要です)。メールアドレスはログイン中のアドレスが自動で入り、本文を入力して「送信」すると「問い合わせを受け付けました。返答までしばらくお待ちください。」と表示されます。返答は登録メールアドレス宛に届きます。
不具合のときは、フッターに表示されるバージョン、発生した操作、表示されたメッセージを添えていただくと調査が早く進みます。ログインできない場合は問い合わせフォームをご利用ください。
読み込みには3つの方法があります。どの方法でも、読み込むと続けて検出オプション画面が開きます。
サンプル以外の動画をまだ 1 本も読み込んでいないときは、一覧の下に「動画を追加して始めましょう」の枠が表示されます。動画ファイルをドラッグ&ドロップするか、「動画を選択」から選んでください(メニューの「動画ファイルを選択」と同じです)。
対応形式:mp4 / avi / mkv / mov / wmv / flv / webm / ts / m2ts / m4v / mpg / mpeg(拡張子の大文字・小文字は問いません)。フォルダから読み込む際は、拡張子が一致しても映像として読めないファイルは除外され、除外件数が通知されます。
複数をまとめて読み込んだときは、1本目が検出オプション画面に表示されます。「開始」を押すとその設定が残り全部に適用され、順番に処理されます。ただし検出範囲の指定だけは1本目のみ有効で、2本目以降は動画全体が対象になります。すでに検出処理が動いているときに読み込んだ場合も待ち行列に加わり、実行中の処理が終わり次第、自動で始まります(キュー)。
読み込んだ動画は「プロジェクト」として管理され、検出結果・編集データ・サムネイルは動画ごとのプロジェクトフォルダに保存されます。プロジェクトフォルダの置き場所は初期状態で C:\Users\(ユーザー名)\deepmosaic です(無ければ自動で作成)。メニューの「ファイル ▸ プロジェクトフォルダを選択」で別の場所(外付けドライブなど)に変更でき、変更後に読み込んだ動画は新しい場所に保存されます。
ホーム画面の「すべての動画」には、現在のプロジェクトフォルダにある、ログイン中のアカウントで作成したプロジェクトが並びます。別のプロジェクトフォルダに保存されたプロジェクトがある場合は、左のサイドバーに「他のフォルダ」の行が件数つきで表示され(0 件のときは表示されません)、選ぶと同じ一覧で確認できます。
「他のフォルダ」の動画は別のプロジェクトフォルダの動画のため、フォルダとタグは使えません(サイドバーのフォルダへのドラッグもできません)。分類したい場合は、動画カードのメニュー(右クリックでも開きます)から「このプロジェクトフォルダに切り替える」を選ぶと、その動画が保存されているフォルダが現在のプロジェクトフォルダになります。
無料プラン(未ログインを含む)でホーム画面に動画が 1 本も無いときは、サンプルの動画が自動で追加され、「サンプル」バッジ付きのカードとして並びます(「サンプルの動画を追加しました」と表示されます)。サンプルは顔だけを検出した結果で、編集や書き出しをそのまま試せます。編集ページには「このサンプルは顔の検出です。局部の検出はご自身の動画でお試しください」と表示されます。サンプルを再検出しても検出可能時間は減りません。削除すると再び追加されることはありません。有料プランでは追加されません。
無料プランでは「すべての動画」の先頭に「基本の使い方 (3 分)」のカードが表示されます(大アイコン表示では一覧の最初のマスに入り、サンプルなどの動画はその右に並びます)。クリックするとアプリ内で動画が再生されます(Esc で閉じます)。カードの「表示しない」で非表示にでき、その後は画面右下のアイコンから再生できます(押した直後にアイコンが光って場所を知らせます)。有料プランではカードは表示されません。
一覧の右上で表示形式を3つから選べます。選んだ表示形式は次回以降も引き継がれます。
カードをクリックすると編集ページが開きます。カード右上の メニューには次の項目があります。
まとめて削除するには、一覧上部の「選択モード」を押してカードをクリックで選び(「すべて選択」も可)、「選択を削除」を押します。確認ダイアログの後、選んだプロジェクトがフォルダごと削除されます。
ホーム画面の一覧の上に、必要なときだけ次のお知らせが表示されます。
project.db)に変換しています。失敗すると「変換に失敗したプロジェクトが N 件あります」と表示されるので「再試行」を押してください動画を読み込むと検出オプション画面が開きます。ここで「動画のどの区間を」「何を対象に」検出するかを決めて「開始」を押します。
検出にかかる時間は処理するフレーム数にほぼ比例します。長尺動画のうち一部だけを処理したい場合は、検出範囲を絞ると待ち時間を短縮できます。なお、検出可能時間(利用枠)は範囲を絞った場合も動画全体の長さで数えます。同じ動画をもう一度検出しても重ねては数えません。
残りの検出可能時間が動画の全長より少ない場合も、検出は開始前に止まります。「開始」ボタンの上に「残り検出可能時間 (1時間30分) では 120分の動画を検出できません。プランをご確認ください」のように表示され、「開始」は押せません。検出範囲を絞っても動画全体の長さで数えるため、範囲の指定では開始できません。残り時間はフッターで確認できます(使用時間の計測)。
ライセンスの期限切れや使用量の上限超過があると、この画面でプラン変更を促すダイアログが表示され、検出を開始できません(プランの変更を参照)。
検出オプションの「検出後そのままエンコードまで一括実行する」を ON にして「開始」を押すと、検出の完了後に編集ページを開くことなく、モザイクを焼き込んだ動画の書き出しまで自動で進みます。複数の動画をまとめて読み込んだときは全件に適用されます。
一括実行では編集ページで結果を確認する工程を省くため、出力した動画を公開・配布する前に、必ずご自身で全編をご確認ください。モザイクの初期設定は「ピクセルサイズ自動」と、モザイク設定パネルで「この設定を既定にする」を押した内容が使われます。
検出オプションで「開始」を押すと、AIが動画内の対象物体を自動検出します。処理は「準備 → 前処理 → 検出 → 解析 → モザイクの精緻化」の 5 段階(モザイクの精緻化を使わないときは 4 段階)で進み、全体進捗・処理速度(fps)・残り時間が表示されます。使う段は開始した時点から全部表示されます。処理の一時停止・再開・キャンセルができます。複数の動画を読み込んだ場合の待ち行列は、メニューバーの「キュー」で確認できます。
アプリの終了や PC の停止などで途中で止まった検出は、次回起動時にホーム画面の「すべての動画」の上に「中断した検出」として並び、左のサイドバーにも件数つきの「中断した検出」の行が表示されます。カードには「中断 (DETECT 42 %)」のように止まった段と進み具合が出ます。「再開」を押すと、はじめからではなく止まった位置の近くから検出を続けます。「破棄」を押すと確認の後、検出の途中経過とプロキシ動画を削除します(元の動画は削除しません)。元の動画が見つからない・変わった、編集済み、新しい版のアプリで作られた などの理由で再開できないときは、カードに理由が表示され「再開」は押せません(「エンジンを更新すると再開できます」と出たときはアップデートを適用してください)。
処理中はステップごとの進み具合と所要時間の目安が表示されます。
画面の端で切れて映っている対象は、検出のときに枠の外まで形を補って記録します。書き出しでは画面の中だけにモザイクが描かれるので、フレームアウトしていく対象でもモザイクの形が画面の端で潰れません(プレイヤーとタイムライン)。
デスクトップ版の検出では、検出した枠の動き(軌跡)が自動でなめらかに補正されます。フレームごとの小さな揺れや、1 フレームだけ飛んだ枠が抑えられ、モザイクがちらつきにくくなります。設定は要りません。画面の端に接した辺はそのまま残すので、上の枠の外への補完には影響しません。この補正は、補正に対応した版で検出した動画に付きます(それより前に検出した動画は変わりません)。
検出対象は「局部」「男性の顔」「女性の顔」の 3 種類で、検出オプションで個別に ON / OFF を切り替えられます。
検出とエンコードは 1 つの待ち行列(キュー)で管理され、メニューバーの「キュー」から確認・操作できます。ボタンのバッジは実行中と待機中のジョブの合計数です。検出は同時に 1 本ずつ、エンコードも同時に 1 本ずつ処理され、完了すると次のジョブが自動で始まります。
ウィンドウを閉じてもキューは残ります。アプリを終了すると実行中の検出は中断され、次回起動時にホーム画面の「中断した検出」から再開できます(AI検出)。キューに残ったエンコードは次回起動時に再開できません(改めて編集ページから開始してください)。
ホーム画面の動画カードをクリックすると編集ページが開きます。画面は上部の「ヘッダー」、端に縦に並ぶ「サイドバー」(と、その隣に開くドロワー)、中央の「動画プレイヤー(編集ツールバー内蔵)」、下部の「タイムライン」で構成されます。
プレイヤーには検出枠(bbox)がクラス別の色でオーバレイ表示されます。枠はドラッグで位置・サイズを直接編集できます。コマ送り・シークに対応し、下部のタイムラインには検出の分布とシーン(カット)の帯が描画され、クリックで任意のフレームへジャンプできます。
検出クラスは色分けされます: 局部(赤)/ 男性顔(青)/ 女性顔(ピンク)/ ユーザー作成(黄)/ 回避マスク(青緑)/ モザイク(紫、素材にすでにかかっているモザイク。検出オプションの「モザイク」を ON にして検出したプロジェクトだけ)。枠の上のラベル(チップ)には「クラス名 #ID(3 文字のコード) 信頼度%」が表示され、手動で追加した枠は「ユーザー」、回避マスクは「回避」、モザイクの対象から外したトラックには「[モザイク除外]」が付きます。
検出枠の選択・追加・消しゴムは、再生ヘッドが元の動画(検出元)の区間にあるときだけ使えます。取り込んだ素材の区間は AI 検出の対象外のため、枠はありません。
タイムラインは上から、ツールバー、目盛り、シーン(カット)の帯、テキスト・クリップ・音声のレーン(クリップの編集)、検出クラスごとの行の順に並びます。クラスの行には検出のある区間が帯で描かれ、手動で追加した枠は「ユーザー」、回避マスクは「回避」の行に並びます。行頭の で追跡 ID ごとの行に展開できます。ID の行を右クリックすると、その ID に統合できる ID の一覧が開きます(上の「ID の統合」。統合済みの ID では一覧の末尾に「統合を解除」)。右クリックではその位置へ移動しません。モザイク対象から外したトラックは薄く表示されます。タイムラインは書き出す映像の時間で並ぶので、クリップをトリムしたり動かしたりすると、検出の帯も一緒に動きます。
タイムラインは Ctrl+ホイール、またはツールバー左端の拡大・縮小ボタンで最大 16 倍まで拡大できます。高さの変更と折りたたみはクリップの編集を参照してください。
小さな対象の枠を正確に合わせるために、プレイヤーの映像を最大 8 倍まで拡大できます。拡大中も枠の移動・サイズ変更・追加・削除はそのまま行えます。
検出されなかった箇所には、ツールバーの「1f」(+の入った四角に 1f)と「∞」(∞ の入った四角)のボタンで枠を手動で追加できます。追加した枠は現在のフレームの中央に「ユーザー」クラス(黄)で置かれるので、ドラッグで位置と大きさを合わせます。手動の枠にもモザイク設定(ID 別を含む)がそのまま適用されます。
重なったモザイクの一部だけを外したいとき(顔の横の手元だけ見せたい、など)は、回避マスクを置きます。回避マスクの内側にはモザイクがかからず、元の映像のまま表示・書き出しされます。追尾はしないので、動く対象には位置をドラッグで合わせてください。
枠の追加・移動・削除はすべて自動保存され、エンコードに反映されます。Premiere Pro 連携に渡るのは検出結果とエッジのぼかしの値だけで、この画面での枠の編集(移動・形の変更・削除・回避マスクなど)は渡りません。
「追跡」は、手で置いた ∞ 連続 bbox を、再生に合わせて対象の動きへ自動で合わせる機能です。操作列のボタンで ON / OFF を切り替えます。「キー」は、手で直したフレームを動きの基準にし、キーとキーの間を自動でつなぐ仕組みです。
検出時に映像のカット(場面の切り替わり)が自動で判定され、タイムラインの上部にシーンの帯として表示されます。シーンは「ピクセルサイズ自動」の粒度を一定に保つ単位であり、モザイク設定をシーンごとに変える単位でもあります。
シーンの変更は編集データとして保存され、検出結果そのものは変わりません。「全編集リセット」で自動判定の状態に戻ります。シーンの分割は書き出す映像を切りません。映像そのものを切り分けるときは、クリップの分割(Ctrl+Shift+K、クリップの編集)を使います。
プレイヤーの下の操作列には、左から再生コントロール(先頭へ / 1 コマ戻る / 再生 / 1 コマ進む / 末尾へ / 空白のみ再生 / 欠落フレームジャンプ / ミュート)、編集ツールバー、時刻の順に並びます。編集ツールバーは縦線で区切った次のまとまりです: 形の選択 / bbox 追加 / 回避マスク追加 / 消しゴム / 現在のフレームをリセット | オーバーレイの表示切替 / プレビュー切替 / 追跡 | 前後に反映 / モザイク設定 | 全編集リセット | ラベル | 再生速度 | ショートカット一覧。追跡と前後に反映のボタンはアイコンだけです。幅が足りないときはツールバーと時刻が 2 段目に折り返します。各ボタンにマウスを乗せるとショートカットキーが表示されます。
モザイクの見た目を4つの適用範囲(タブ)で設定できます。優先順位は ID別 > クラス別 > シーン別 > 全て で、狭い範囲の設定が優先されます。パネルはヘッダーをドラッグで自由な位置に移動でき、右下の角をドラッグすると大きさを変えられます(角を選んで矢印キーでも調整、ダブルクリックで既定の大きさ)。開いたまま編集を続けられます。値を変えると、モザイク適用プレビュー(M)にその場で反映されます。
各項目は右端の ボタンで既定値に戻せます。「全て」タブの「この設定を既定にする」を押すと、その内容が次に検出する動画の初期設定になります(この動画の設定は変わりません)。
ヘッダーの「人物ギャラリー」(P)を開くと、検出された顔が人物ごとにまとめて表示されます(顔らしさが低い検出は人物に含めず「その他」に回します)。人物単位でモザイクの ON / OFF や性別の修正ができ、同じ人物が別々に検出されている場合は 1 つに統合できます。パネルはドラッグで移動できます。
旧バージョンで検出したプロジェクトでは「この動画は旧バージョンで検出されています。人物一覧を使うには再検出してください。」と表示されます。その場合は動画を読み込み直して検出してください。
編集ページで使えるショートカットの一覧です。ツールバー右端の にマウスを乗せても同じ一覧が表示されます。文字入力中は無効です。
| 分類 | キー | 動作 |
|---|---|---|
| 再生 | Space | 再生 / 一時停止 |
| J / K / L | 停止 / 停止 / 再生(Premiere Pro 互換) | |
| V | ミュート切替 | |
| , | 再生速度を下げる | |
| . | 再生速度を上げる | |
| B | 空白のみ再生(bbox のあるフレームをスキップ) | |
| フレーム移動 | → | 1 コマ進む(BBox を選択中に Shift を押しながらだと、その枠の形を引き継いで 1 コマ進む。引き継ぎを固定しているときは Shift なしでも引き継ぐ) |
| ← | 1 コマ戻る | |
| Shift ×2 | 形の引き継ぎを固定 / 解除(Shift を素早く 2 回。固定中は Shift なしの → とホイールでも引き継ぎます。Esc でも解除) | |
| PageDown | 10 コマ進む | |
| PageUp | 10 コマ戻る | |
| Home | 先頭へ | |
| End | 末尾へ | |
| [ | 前の欠落フレームへ | |
| ] | 次の欠落フレームへ | |
| ズーム・表示 | + / = | フレーム拡大 |
| - | フレーム縮小 | |
| 0 | ズームをリセット | |
| H | 検出オーバーレイの表示切替 | |
| M | bbox / モザイクプレビュー切替 | |
| C | ツールバーの「ラベル」メニュー(表示するラベルと絞り込み)を開閉 | |
| BBox 編集 | 1 | このフレームのみに bbox 追加 |
| 2 | 以降のフレームに連続 bbox 追加 | |
| 3 | このフレームのみに回避マスクを追加 | |
| 4 | 以降のフレームに連続で回避マスクを追加 | |
| W | 追加する / 描く bbox の形を楕円に(もう一度押すと四角に戻ります) | |
| O | 追加する / 描く bbox の形を多角形に(もう一度押すと四角に戻ります) | |
| Delete | 選択中の bbox を削除(最後にプレイヤーを操作したとき) | |
| Ctrl+Z | 連続 bbox の終端確定を解除 → 現在のフレームをリセット | |
| Q | 選択中の bbox を 15° 回転 | |
| Shift+Q | 選択中の bbox を -15° 回転(逆回り) | |
| F | 選択中の bbox の今の位置をキーにする(前後に反映) | |
| Shift+F | 前後に反映の ON / OFF(手で直した枠を前後のフレームになじませる。既定は ON) | |
| X | 追跡モードの ON / OFF(ON の間、再生 / → / ホイール上で ∞ 連続 bbox が対象を追う。追跡) | |
| ツール | G | モザイク設定パネルを開く |
| Ctrl+K | 再生ヘッドの位置で分割(クリップとシーンを同時に割ります。ツールバーのハサミと同じで、Ctrl+Shift+Z 1 回で両方戻ります) | |
| タイムライン | Ctrl+Shift+K | 再生ヘッドの位置で分割(タイムラインにフォーカスがあるとき。Ctrl+K と同じ) |
| Backspace | 選択中のクリップ / テキスト / 音声トラックを削除 | |
| Ctrl+Shift+Z | タイムライン編集を元に戻す | |
| Ctrl+Shift+Y | タイムライン編集をやり直す | |
| Ctrl+← | 選択中の要素を 1 フレーム前へ動かす | |
| Ctrl+→ | 選択中の要素を 1 フレーム後ろへ動かす | |
| Ctrl+D | 選択中の要素を複製 | |
| Ctrl+C | 選択中の要素をコピー | |
| Ctrl+V | コピーした要素を貼り付け(テキスト・音声は再生ヘッドの位置、クリップは選択中のクリップの後ろ) | |
| Delete | 選択中の要素を削除(最後にタイムラインを操作したとき) | |
| ページ | P | 人物ギャラリーを開閉 |
| A | メディア(サイドバー)を開閉 | |
| T | テキスト / 透かし / 音声 / フェード / トランジションのドロワーを開閉(直前に開いていた項目) | |
| Ctrl+Shift+T | タイムラインを折りたたむ / 展開する | |
| Ctrl+Shift+B | サイドバーを最小化 / 展開する | |
| Ctrl+Enter | エンコードダイアログを開く | |
| Ctrl+Shift+O | プロジェクトフォルダを開く | |
| Ctrl+Shift+P | Premiere Pro へインポート | |
| マウス | ホイール | フレーム送り / 戻し(Shift で 10 コマ。枠を選択中は Shift を押しながら上へ回すと Shift+→ と同じく形を引き継いで 1 コマ進み、下へ回すと 1 コマ戻ります。引き継ぎを固定しているときは Shift なしで上へ回しても引き継ぎます) |
| Ctrl+ホイール | カーソル位置を中心にフレームを拡大縮小 | |
| Ctrl+左ドラッグ | フレームをパン(拡大中だけ動きます。中ボタンドラッグでも可) | |
| 左ドラッグ | 空き領域を左ドラッグして、形の選択で選んでいる形(四角 / 楕円 / 多角形)の bbox を描く。多角形はクリックで点を置き、始点 / Enter / ダブルクリックで閉じます。短いタップは選択解除 | |
| ダブルクリック | bbox を削除 | |
| ドラッグ | 選択中の bbox の回転ハンドルをドラッグして回転(Shift で 15° 刻み) | |
| ドラッグ | 多角形の頂点をドラッグして変形 | |
| ダブルクリック | 多角形の辺をダブルクリックしても頂点を追加(1 回で 1 点) | |
| クリック+Delete | 頂点をクリックで選んで Delete で削除(3 点未満にはできない) | |
| ドラッグ | 選択中の多角形のハンドルをドラッグして曲線を変形(Alt で片側だけ) | |
| Alt+ドラッグ | 多角形の頂点を Alt+ドラッグしてハンドルを引き出す(角を曲線に) | |
| Alt+クリック | 多角形の頂点を Alt+クリックして角に戻す | |
| Ctrl+クリック | 多角形の頂点を Ctrl+クリックして削除(3 点未満にはなりません) | |
| クリック | 選択中の多角形の辺をクリックして頂点を追加 | |
| Shift+左ドラッグ | 選択中の多角形の頂点を囲んでまとめて選ぶ(つながった区間にまとまる。1 点なら 1 点の選択、タップで解除) | |
| ドラッグ | まとめて選んだ頂点の内側をドラッグして、区間の両端を固定したまま曲げる(中央ほど大きく動く) | |
| 右クリック | 検出枠のトラック操作メニュー(性別切替 / モザイク除外 / 反転 / ID の統合 / 形の変更 / 削除)。タイムラインの ID の行では ID の統合の一覧。タイムラインの帯では複製・コピー・ペースト・削除のメニュー | |
| E+右ドラッグ | 連続削除(消しゴム)。ツールバーの消しゴムボタンで「触れた BBox を削除 / 触れた部分だけ削除」「円 / 角丸四角」「大きさ」を選べます。押したまま再生 / コマ送りしても続きます |
タイムラインの「クリップレーン」には、書き出す映像の並びが帯(クリップ)で表示されます。最初は元の動画(検出元)1 本だけのクリップで、トリム・分割・削除で不要な部分を切り詰めたり、取り込んだ素材を前後に足したりできます。クリップレーンの上にはテキスト、下には音声のレーンがあり、どのレーンも書き出す映像の時間で並びます。
編集した内容はプレビューにそのまま反映され、エンコードで書き出されます。モザイクは元の動画の区間にかかります。
クリップ・テキスト・音声トラックの帯を右クリックすると「複製」「コピー」「ペースト」「削除」のメニューが出ます。レーンの何もない所を右クリックしたときは「ペースト」だけが出ます。メニューとショートカットは同じ動作です。
タイムラインの編集(クリップ・テキスト・音声・透かし・フェード・トランジション・素材の追加)は、検出枠の編集とは別の履歴に記録されます。タイムラインのズームボタンの右にある「元に戻す」(Ctrl+Shift+Z)/「やり直す」(Ctrl+Shift+Y)で 1 手ずつ、 履歴ボタンの一覧から選ぶと、その操作までまとめて戻せます。一覧には「分割」「トリム」「移動」「テキスト追加」などの操作名と時刻が新しい順に並び、最大 100 件まで残ります。履歴は動画を開き直すと空になります。
高さと折りたたみの状態は、次に編集ページを開いたときも引き継がれます。
サイドバーの「メディア」(A)で開くメディアパネルで、タイムラインに使う動画・音声・画像の素材を取り込みます。取り込んだ素材はプロジェクトフォルダの中にコピーされるため、元のファイルを動かしても使い続けられます(プロジェクトの書き出しの zip にも入ります)。
取り込んだ素材は AI 検出の対象外です。素材の区間にはモザイクがかからず、検出枠の追加や消しゴムも使えません。モザイクが必要な映像は、先に動画として読み込んで検出・書き出ししたものを取り込んでください。
サイドバーの「テキスト」で、映像に文字を焼き込みます。テキストはいくつでも追加でき、それぞれに表示する区間・位置・書式を設定できます。表示する区間は、書き出す映像のフレーム番号で指定します。
タイムラインのクリップレーンの上に、テキストごとに 1 段ずつ、表示する区間の帯が並びます(テキストレーン)。帯をドラッグすると表示する区間ごと動き、両端をドラッグすると開始・終了を変えられます。帯を選ぶと、テキストパネルでも同じテキストが選ばれます。右クリックで複製・コピー・ペースト・削除ができます。
サイドバーの「透かし」で、ロゴなどの画像 1 枚を書き出す映像の全編に重ねます。先にメディアパネルで画像を取り込んでおきます(メディアパネルの画像の「透かしに設定」からも設定できます)。
文字の透かしを入れたいときは、全編に表示するテキストを使います。
サイドバーの「音声」で、元の動画の音声と、BGM などの音声トラックを調整します。書き出しでは、元の動画の音声とすべての音声トラックが重ねて(ミックスして)出力されます。
タイムラインのクリップレーンの下に、音声トラックごとに 1 段ずつ帯が並びます(音声レーン)。帯には BGM の波形が描かれ、曲の盛り上がりや無音の位置を見ながら合わせられます。帯をドラッグすると位置が動き、両端をドラッグすると使う範囲(曲の頭と終わり)を詰められます。BGM はクリップの間の空白をまたいで流れ続けます。長さの分からない音声は、帯の代わりに「長さ不明」と表示されます。
書き出す映像を黒からフェードイン、黒へフェードアウトさせます。映像全体の先頭と末尾にかける「全体のフェード」と、クリップごとの先頭と末尾にかける「クリップのフェード」があります。全体のフェードはサイドバーの「フェード」で秒数を入れます。クリップのフェードは、継ぎ目のはさみから「フェード」を選んで開く「選択中の継ぎ目」の節か、クリップを選んだときに出る「選択中のクリップ」の節で入れます。秒数はサイドバーだけで入力します(タイムラインの上では秒数を入力しません)。
フェードは書き出しと同じようにプレビューにも反映されます。全体のフェードとクリップのフェードが重なるフレームには両方がかかります。音声トラックごとのフェードは音声と BGMで、クリップの継ぎ目の切り替えはトランジションで設定します。
隣り合うクリップの継ぎ目に、切り替えの効果(トランジション)を付けます。継ぎ目のはさみを押して「つなぎ」を選ぶと、サイドバーの「つなぎ」(ドロワーの見出しは「トランジション」)がその継ぎ目にフォーカスして開くので、種類と長さを選びます。種類と長さはサイドバーだけで入力します(タイムラインの上では入力しません)。クリップが 1 つだけのときは継ぎ目がないため置けません。トランジションのある継ぎ目の側の端には、クリップのフェードを置けません。
編集ページのヘッダーの「エンコード」ボタン(Ctrl+Enter)から書き出し設定を行います。「開始」を押すとジョブがキューに入り、進捗は専用ウィンドウで確認できます。エンコード開始時に未保存の編集は自動で保存されます。
モザイクの粒の大きさは、書き出す解像度に対して自主規制基準(長辺÷100、最小 4px)を下回らないよう自動で調整されます。4K の素材を Full HD で書き出す場合も、出力後の映像でこの基準を満たします。
回避マスクを置いた範囲はモザイクがかからず元の映像のまま書き出され、縁はエッジぼかしでなじみます。画面の端にかかる枠は、枠の外へはみ出した形のまま映像の端までモザイクがかかります(端で形が潰れません)。
「MOV (ProRes 422)」は ProRes 422 で書き出します。「MOV (ProRes 422 HQ)」より画質(ビットレート)が低いぶん、ファイルは小さくなります(目安で約 2/3)。以前のバージョンでは「MOV (ProRes 422)」を選んでも 422 HQ で書き出されていました。これまでと同じ画質が必要なときは「MOV (ProRes 422 HQ)」を選んでください。
「MOV (DV)」で書き出せるのは 720×480(29.97 fps)と 720×576(25 fps)だけです。「MOV (DNxHR …)」と「MOV (CineForm)」は幅と高さが偶数の動画だけ、「MOV (CineForm)」はさらに幅が 16 の倍数で高さが 32 以上の動画だけ書き出せます(それ以外は開始時に理由が表示されます)。これらの形式はどれも入れ物が MOV で、ファイルは H.264 の数十倍の大きさになるので、保存先の空き容量に注意してください。
エンコード設定で「タイムコードを埋め込む」を ON にし、隣の「設定」を押すと表示されます。確認用の書き出し(チェック用の素材を関係者に渡すときなど)で、映像のどの位置かを伝えるために使います。
設定を有効にすると、編集ページのプレビューと進捗ウィンドウのプレビューにも同じ見た目で表示されます。
エンコードを開始すると、ジョブごとに進捗ウィンドウが別ウィンドウで開きます。閉じてもジョブは続き、キューの「進捗を別ウィンドウで開く」からいつでも開き直せます。
プロジェクト(検出結果と編集データ)を 1 つの zip ファイルにまとめて、別の PC や別の担当者に渡せます。検出は自分の PC で行い、確認・修正の作業を他の人に依頼する、といった分担に使えます。
ホーム画面の動画カードのメニューから「プロジェクトをエクスポート」を選び、保存先を指定します。zip には元動画(プロジェクトフォルダに残っている場合)、検出結果、編集データ、シーン、サムネイル、顔の代表画像、タイムライン編集で追加した素材(動画・音声・画像)が含まれます。元動画が見つからない場合は、その旨が表示されたうえで動画以外が書き出されます。
メニューの「ファイル ▸ プロジェクトのインポート」で zip を選びます。取り込んだプロジェクトは現在のプロジェクトフォルダに展開され、ホーム画面に追加されます。
同じプロジェクト ID がすでに手元にある場合は「同じプロジェクトが見つかりました」と表示され、次のどちらかを選びます。
取り込み中は進捗(展開 → 登録)が表示されます。エクスポートしたプロジェクトを取り込んだ PC でも、そのまま編集・エンコード・Premiere Pro への送信ができます。
動画カードのメニュー、または編集ページヘッダーのボタン(Ctrl+Shift+P)から、検出したモザイク情報をAdobe Premiere Proのプロジェクトへ自動でインポートできます。送信前にPremiere本体・プラグイン・起動状態が自動チェックされ、準備ができていない場合はセットアップ手順が案内されます。Windows 版のみの機能です。
Creative Cloud のコンポーネントが見つからない場合は「自動インストールに必要な Creative Cloud のコンポーネントが見つかりません」と表示されます。Creative Cloud デスクトップアプリをインストール / 更新するか、「プラグインのフォルダを開く」から手動でインストールしてください。
送信すると画面右下に「Premiere Pro 連携」ウィジェットが出て、「Premiere Pro で処理中…」→「Premiere Pro へのインポートが完了しました」と進みます。Premiere Pro 側では、開いているプロジェクトのシーケンスに対して次の処理が行われます。
モザイク設定で「反転 (外側にかける)」を ON にした枠があるプロジェクトは送信しません(Premiere Pro では反転を再現できず、外側が隠れないまま出力されるため)。そのときは「「反転 (外側にかける)」の設定が N 件あるため送信を中止しました。Premiere Pro では反転を再現できず、外側が隠れないまま出力されます。反転を外すか、このアプリで書き出してください」と表示されるので、反転を外すか、このアプリで書き出してください。
取り込んだ後は、通常の Premiere Pro の編集として位置や粒度を調整できます。送信から一定時間応答が無い場合は「タイムアウト」と表示されるので、Premiere Pro でプラグインのパネルが開いていることを確認してからやり直してください。
AI の検出は完璧ではありません。書き出す前に、次の道具で確認と修正を行ってください。最終的な確認と表現に関する責任は制作者に帰属します。
AI が苦手なケース(極端な逆光、激しいブレ、部分的な遮蔽、学習データに乏しい構図、アニメーション・3DCG)はトップページに公開しています。該当する素材では確認を厚めに行ってください。
アプリは起動時に自動で新しいバージョンを確認します。更新がある場合はダイアログが表示され、「今すぐ更新」「あとで」のどちらかを選択します。
メニューの「ファイル ▸ アップデートを確認」で、本体 / エンジン / モデル・アセットの 3 つについて「現在」「最新」「状態」が表示されます。「更新があります」のときは「今すぐ更新」(本体)または「モデル・アセットを更新」で適用できます。「再確認」で問い合わせ直します。ネットワークに接続できないときは「ネットワーク接続をご確認のうえ、もう一度お試しください。」と表示されます。
Deepmosaic は映像やその検出結果をサーバーに送りません。すべてお使いの PC の次の場所に保存されます。
C:\Users\(ユーザー名)\deepmosaic。動画ごとのサブフォルダに、検出結果と編集データをまとめたデータベース(project.db)、サムネイル、顔の代表画像などが入ります。読み込んだ動画自体はコピーされず元の場所から参照します。タイムライン編集で追加した素材(動画・音声・画像)はサブフォルダの assets にコピーされ、プロジェクトの書き出しにも含まれます(プロジェクトフォルダ)%USERPROFILE%\.deepmosaiccatalog.db)、暗号化されたログイン情報、端末 ID、ログ(logs\app.log、検出ごとのログは logs\runs)。お問い合わせの際にログの添付をお願いすることがあります%LOCALAPPDATA%\deepmosaicプロジェクトフォルダをクラウド同期フォルダ(OneDrive など)の中に置くと、編集中の自動保存と同期が競合して「保存失敗」になることがあります。ローカルのフォルダをおすすめします。
project.db と catalog.db はアプリが管理するデータベースです。アプリの起動中に他のツールで開いたり、中身を書き換えたりしないでください(データが壊れる原因になります)。バックアップやコピーはアプリを終了してから行い、project.db と同じ名前で始まるファイル(-wal / -shm)があれば一緒にコピーしてください。
アンインストールすると、検出エンジンと AI モデル(%LOCALAPPDATA%\deepmosaic、10GB程度)は自動で削除されます(再インストールしたときは初回セットアップで再ダウンロードします)。アンインストールの確認画面で「アプリのデータとプロジェクトフォルダを削除する (中の書き出し動画も削除されます)」にチェックを入れると、設定とログイン情報(%USERPROFILE%\.deepmosaic)と、Deepmosaic が作ったプロジェクトフォルダ(検出結果・編集データ。フォルダの中に保存した書き出し動画も含みます)も削除されます。チェックしない場合、これらは残ります。プロジェクトフォルダの外にある元の動画や書き出した動画は削除されません。アップデートの際は何も削除されません。
アカウント自体を削除したい場合はアカウントの削除を参照してください。
GPU 別の処理速度の実測値、対応フォーマットの一覧、macOS 版の状況は動作環境ページにまとめています。ブラウザ版の要件はWeb 版の対応ブラウザと要件を参照してください。
解決しない場合はアプリ内のお問い合わせ、または問い合わせフォームからご連絡ください。フッターのバージョンと、%USERPROFILE%\.deepmosaic\logs\app.log(検出の不具合では、検出画面のログの「ログフォルダを開く」で開くフォルダの該当ファイルも)を添えていただくと調査が早く進みます。
インストール不要で、Chrome / Edge などのブラウザから同じアカウントで使える Web 版があります。検出・編集・書き出しはすべてブラウザの中で処理され、映像はサーバーに送信されません。検出対象や編集ページの機能は Desktop 版と同じですが、書き出し形式が MP4 (H.264) / WebM (VP9 / AV1) に限られる、扱える動画が約 1.9GB までで実質 mp4 / mov のみ、Premiere Pro 連携やプロジェクトの取り込み、中断した検出の再開、人物の再集計が無い、などの違いがあります。
使い方と対応ブラウザ、Desktop 版との違いの一覧はWeb 版の使い方にまとめています。Web 版は app.deepmosaic.co.jp から開けます。
Enterprise プランでは、1 つの契約を組織の複数のアカウントで共有します。メンバーの招待・削除、組織コードの確認、組織全体の利用量の確認は、アプリ内の「組織の管理」から行います。請求書はメールでお送りします(アカウント数の変更・解約は導入相談から)。
プロフィールメニューの「組織」は Enterprise の組織に参加しているアカウントにのみ表示されます。プロフィールメニュー(右上)を開くと、Free / Light / Pro では「プランを変更する」「プラン管理」が並ぶ位置に「組織」が表示されます。料金と込み時間は料金ページをご覧ください(1 アカウントから)。
「組織」を選ぶと「組織の管理」のダイアログが開き、左側に項目が並びます。管理者には 権限 / 請求 / 請求書 / 利用量 の 4 つ、メンバーには 権限 / 利用量 の 2 つが表示され、右側に選んだ内容が表示されます。左上には「管理者として参加中」または「メンバーとして参加中」と表示されます。「準備中」と表示される場合は、時間をおいてから開き直してください。
組織のメンバーには「管理者」と「メンバー」の 2 つの権限があります。
メンバーの一覧には、名前(またはメールアドレス)・権限・最終ログインの日付が並びます(最終ログインが取得できない場合は参加日を表示します)。一覧の上に「N / M アカウント使用中」と空きの数が表示されます。権限の変更と削除は、一覧の各行から行います。
メンバーの招待と招待メールの再送は、管理者だけが行えます。メンバーの権限では「権限」に招待の欄は表示されず、代わりにその旨の案内が表示されます。新しい方を招待したいときは、組織の管理者にご依頼ください。
招待メールを使わずに、組織共通の「組織コード」で参加することもできます。人数が多いときや、社内で配布して各自に登録してもらいたいときに使います。組織コードは、ご契約が有効になったときの案内メールでお送りします(下記「導入の流れ」)。
ABCD-1234-EFGH のように 4 文字ずつ区切って表示され、横のボタンでコピーできます)。組織コードは管理者にだけ表示されます参加の入口は、ログインダイアログの「組織コード」欄だけです。ログインした後のメニューからは参加できません。すでにログインしている場合は、いったんログアウトしてから、ログインダイアログの「組織コード」欄に入力してログインし直してください。
組織コードが違う場合やアカウント数が足りない場合でも、ログイン自体は成功し、組織への参加だけが行われません。プロフィールメニューに「組織」が出てこないときは、コードと空きアカウント数を管理者にご確認のうえ、上の手順でログインし直してください。組織コードを知っていれば誰でも参加できるため、社外に転送しないようご注意ください。1 つのアカウントが参加できる組織は 1 つです。すでに別の組織に所属している場合は「すでに別の組織に所属しています。」と表示され、参加できません。
Enterprise はお見積りによるご契約です(1 アカウントから)。アプリ内から直接お申し込みいただくことはできません。
ご契約の状態(状態・お支払い方法・次回更新)、アカウント数と 1 アカウントあたりの検出時間、組織コードは、アプリ内の「組織の管理」>「請求」で確認できます。「請求」と「請求書」は管理者のみが開けます。
以前にクレジットカードでご契約いただいた組織では、「請求」からアカウント数の変更と決済ポータル(支払い方法の変更・領収書の確認・解約)を、「請求書」から過去のご請求を確認できます。
銀行振込でのご契約では、請求書は PDF をメールでお送りします。アプリの「請求書」には表示されません(「請求書はまだありません。」と表示されます)。以下は、以前にクレジットカードでご契約いただいた組織の場合です。
「組織の管理」>「請求書」に、これまでのご請求が新しい順にすべて並びます。「請求書」は管理者だけが開けます。
お支払い後、状態が『支払済み』に変わるまで少し時間がかかることがあります。『更新』で最新の状態を取り直せます。銀行振込は入金の確認後に反映されます。
Enterprise の込み時間は、メンバー個人ごとではなく組織全体で共有するプールです。
利用量は管理者とメンバーのどちらからも確認できます。